やませ土風館はバリアフリーとなっていますが、
実際トイレ事情はどうなの?とか
どの程度のバリアフリーなの?とか
エレベーターは?
買い物できる?
とか
実際に車椅子で生活されている方にとって
不安要素はたくさんあると思います。
そこで、
実際に車椅子で一人で施設を楽しめるか検証してみましたよ!
まずは駐車場。
身障者用駐車スペースは確保しております。
満車時は風の館1階 案内所へご相談ください。
携帯電話、スマホから電話をかけていただいて「満車でとめれない」と
ご相談いただいて結構です。
問合せ先 0194-66-9200(風の館)
(このブログ、具体的に説明記載している為、長いです。そして画像多めです。
読み進めるにあたりご了承ください。
画像は車椅子が写っているもの以外は全て、車椅子からの撮影です。
実際にご利用される方の目線で紹介しております。)
一番不安要素の高い肝心のトイレ。
やませ土風館は物産館(土の館)1階、2階、風の館1階、24時間トイレ、
レストラン山海里店内など、
たくさんのお手洗いがあります。
この中で車椅子でご利用いただけるお手洗いは
風の館1階と、24時間トイレの2箇所に設置されています。
実際に車椅子で利用できるお手洗いの紹介を致します。
【風の館1F トイレ】
風の館1Fトイレ出入り口は引き戸となっております。
個室への出入り口もスライドさせると開くので容易に開閉ができます。
個室はちょっと狭め。
車椅子が入りきる広さではありますが、
トイレの真横につけることができないので、
手すりをおろしてトイレの斜め前に車椅子をつけて移動する感じです。

(風の館インフォメーションコーナーを振り返るとお手洗いの場所です)

(男女にわかれており、入り口は引き戸です)

(男性用 奥が車椅子可能)

(女性用 奥が車椅子可能)

(中の扉は引き戸でスライドとなっています)

(扉をたたんだ状態)

(トイレの横に手すりがあるので下げて利用できます)

(個室内便座の前)

(便座の横は狭いので、車椅子を真横に横付けできません。
斜め前だと可能。車椅子ごと入室し、扉を閉めるのは可能)

(手洗い場は車椅子の高さで利用しやすい高さ。手拭きペーパーにも手が届きます)
【24時間トイレ】
その点、24時間トイレは十分な広さを確保しており、移動もラクラク。
オストメイトの設置もあります。
メインの入口は自動ドアです。

(自動ドア)

(中の扉も自動ドア)

(女性用 入室して左側に身障者用個室)

(個室はかなり広め)

(手すりも倒しやすい)

(オストメイト設置)

(車椅子が自由に移動できる広さ)
24時間トイレへは一旦外へでて通路を移動しないといけません。
団体でご利用の場合、先に24時間トイレを利用し、
その後、施設内で買い物を楽しむケースが多いです。
参考までに風の館から24時間トイレまで車椅子で移動してみました。

(風の館インフォメーションを右側に入り口の自動ドアを抜けます)

(入り口の自動ドア)

(外に出て通路をまっすぐ。通路に沿って左にまがります)

(緩やかな下りの傾斜。気をつけて進んでください)

(左に曲がります)

(突き当りが喫煙所です。その横の自動ドアが24時間トイレの入口)
24時間トイレへは外の移動がありますが、
当施設の中で最も利用しやすい、
広くて設備の整った、きれいで快適なお手洗いです。
トイレ問題について、当施設の最大の欠点は
それぞれ男性用と女性用にわかれていること。
なので
同性同士であれば問題ありませんが、
例えば夫婦のように異性同士で介助を行いたい場合は
ご面倒をおかけしますが
風の館案内所にお声がけください。
ご利用の間、他のお客様に説明するなど対処し、
異性同士でも問題なく利用できるよう取り計らいますのでご安心ください。

(風の館案内所にご相談ください)
次に
1階の飲食店 レストラン山海里ですが、
車椅子で1人で入店してみました。

(物産館土の館と風の館の間にあります。
通路横の左側青いのれんが入り口。通路は自動ドア段差なしです)
最初の入り口は自動ドアでスイスイ。
2つ目の入り口は引き戸ですが、間口もひろく段差もなく問題なく入店。
スタッフがテーブル席の椅子を2個移動してくれるのでスムーズに食事ができます。
レストラン店内のトイレは通路が折り返しになっているので移動しにくく、
個室も狭いため、
車椅子ご利用の方へは、風の館のトイレをすすめています。
トイレまでの移動は距離も近いので問題なくスムーズに利用できます。

(1つ目の入り口は自動ドア。段差はもちろんありません)

(風除室があり二枚目の入り口は引き戸。軽いので問題なく開閉できます)

(店内は小上がりとテーブル席があり、車椅子でご利用の場合、
スタッフが椅子を2つ分あけますので、車椅子をつけれます)

(レストラン店内にもお手洗いありますが、狭いので車椅子で入室できません)

(スペースはこんなかんじです)

(しかもトイレ入口へ到達する通路が折り返しになっています)
食事中、お手洗いをご利用になる場合は、
直結の風の館が便利ですので、こちらをご利用ください。

(レストラン出口が風の館廊下直結です。
この引き戸の出口から廊下へ出てお手洗いへ向かいます)

(廊下へ出て左側が先に紹介した風の館1階のお手洗いになります。
こちらをご利用ください)
物産館2階には洋食のカフェもあります。
物産館エレベーターを2階へ移動。
(風の館エレベーターおりて渡り廊下でも移動できます)
使用画像が重複しますが

(こちらの入り口を通ると)

(突き当りレトロ館入り口の手前にある白い扉)

(この白い扉が洋食カフェ・ド・ラ・プラスの入り口)

(車椅子でも入店可能です)

(店内こんな感じです)

(車椅子移動可能なスペースです)

(椅子をはずして車椅子を設置できます)
テンション上がる美味しいランチや
龍泉洞のお水で淹れた珈琲、手作りスイーツを
お楽しみいただけます。
車椅子可能のお手洗いは渡り廊下向こう側の

広いエレベーターで下に降りるとすぐありますので
安心してお食事をお楽しみいただけます。
次に見学。
物産館と風の館と両方にエレベータ設置あり。
風の館のエレベータの方が広く使いやすいですが、
どちらも一人で乗り降りできました。
参考までに両方の画像を紹介します。
まず広い方は風の館エレベーター。
インフォメーション前にあります。

(階段横にあります)

(介助の方も含め、余裕を持って一緒にのりこめます)

(中もちょっと余裕あり)

(ボタンも車椅子目線の位置にあり、正面のボタンには扉の開閉延長ボタンもついています)
2階にあがってエレベーターをおりると広いスペースでストレスを感じません。

(風の館2階から物産館側へ移動できる渡り廊下)
次に物産館側のエレベーター。

(物産館トイレ横に設置あり)

(お酒やさん横の出入り口のすぐ隣)
若干狭め。でも1人でも乗り込めました。

(介助の方1人までなら一緒に乗れます)

(介助の方目線。乗り込むことはできますが車椅子ギリギリですね)
車椅子のみだと前から乗り込んで、振り返ってボタンをおさなくてはいけません。

(振り返って手が届く範囲にボタンはありますが、若干位置が高め)
試しにバックから乗り込んでみました。大丈夫でした。

物産館2階、エレベーターをおりると、右側に事務所が。

(昭和の想い出博物館レトロ館チケットはこちらで販売しています)

(エレベータをおりて、すぐ下は1階物産館)

(物産館1階をみわたせます)
左側はカフェドラプラスと昭和の想い出博物館レトロ館入り口になっています。
物産館2階、昭和の想い出博物館レトロ館も
車椅子で1人で見学できました。
レトロ館への入り口が押戸になっていて、
片方の間口が車椅子ギリギリはいるぐらいの広さなので
間口を通過するのに多少ストレスを感じました。
介助があれば問題ありませんが、
1人で移動の場合は、スタッフにお声がけいただけると
両方の扉を開放してスムーズに出入りできるよう対応致します。
中に入ると・・・
展示場内通路は広いので悠々と移動できます。
奥のレトロ神社は、ぎりぎり入れました。
仕切りのアコーディオンカーテンをあけて移動すると楽ちんです。

(車椅子で通り抜けることが可能です)

(中に進むと、カフェとレトロ館の入り口が分かれています。
ここまでは無料ではいれます)
その先のレトロ館は入館チケットが必要です。
一般300円。身障者手帳をお持ちの方は200円。

(レトロ館入り口は押戸になっています。
介助の方がいる場合は両方の扉を開放してOK。
声がけいただければスタッフが開放します。
片方の扉だけでも車椅子は通れますが窮屈です)
中の通路は広いので余裕のよっちゃんです。




唯一、奥の神社の通路が狭め↓↓↓

↓↓↓

(このように、幅がギリギリ。
右側のアコーディオンカーテンを開いてそこを通ると楽ちんです)

(レトロ神社はいい旅ができるよう、無事帰れるよう、
人生がいい方向へ進むよう願掛できる神社です)
因みに団体昼食会場はアコーディオンカーテンの奥にあります。
団体食事のお客様をご案内するときは裏口から直接会場にお通ししますので
最短距離でご案内できます。
そして
やませ土風館の見どころは、
なんといっても久慈秋まつりの山車展示!
山車展示は
2階エレベーター横の渡り廊下突き当りにあります。
つまり、風の館1階。
そう、先程ご案内した風の館の広いエレベーターのあるところです。
2階からの移動は

(物産館2階エレベーター横の)

(渡り廊下突き当りに山車があります)
山車展示は2階からもみれますし、1階からもみれます。

(風の館1階エレベーター前から撮影した山車展示会場)

(近くで写真もとれます。
インスタ映えするので一緒に記念撮影がおすすめ!)

(郷土資料のミニコーナーもあります)
さて、
風の館に外から入ってくると
1個目の自動ドアはいって風除室があります。
そこに車椅子とベビーカーを設置しており、無償で貸し出ししております。
ご希望の方は案内所へお声がけください。
(施設内のみの使用でお願いしています)

(1枚めの自動ドアはいって)

(風除室にて久慈市イメージキャラクターあまりんがお出迎え)

(右手側に車椅子とベビーカーを設置)

(自動ドアぬけてすぐ左側の案内所にて
無料貸し出ししています)
さて、
大変おまたせしました。
最大の楽しみ買い物コーナーへ移動します。
やませ土風館はどこから入っても1階2階ぐるっと巡られるようにつながっておりますが
ここでは物産館土の館正面入り口からご案内してみます。

(左側、木の格子があるところが物産館正面出入口)
並んで、

(スーパーこしど側の正面出入口)
物産館入り口をはいると

(メイン通路は広々です)

(久慈琥珀レジ)

(通り抜けられます)

(お酒やさん、田高酒店)

(田高酒店レジ前)

(田高酒店横から、風の館やレストラン山海里へ移動できます)

(上山琥珀工芸売り場)

(竹屋製菓レジ)

(因みに、物産館エレベータ−で1階へ降るとここにでます)

(岩手久慈っこ本舗レジ)

(産直まちなか通路)

(産直まちなかレジ前売り場)

(産直まちなかレジ)

(産直なちなかのレジ横の引き戸をあけると、スーパーに直結)

(引き戸です)

(そのまま進むと惣菜コーナー)

(さらに進むと海産物コーナーへ)

(海産物コーナーは両側とも広め)

(果物・野菜コーナーも通れます)

(レジは正面入口側が広め)

(スーパーこしど正面出入り口)
これらの写真は、
1人で車椅子で移動し、撮影をしました。
目線の高さなど参考にしていただけると思います。
物産館はテナントミックスになっていて
レジが店舗ごとなのが玉に瑕。
各店舗の会計場所は車椅子で移動できますが
会計場所を巡るのはちょっと面倒ですよね。
ごめんなさい。
館内段差はなく、介助なしの車椅子で1人で移動してみました。
物産館内は陳列の仕方で一部狭い箇所もあり、
すみずみまで車椅子ではいれるかというと
正直難しい箇所もありますので(難しい箇所は少ないです)
あの場所においてるものを見たい!
とか、
これ探している!
とか、
ご要望をスタッフに、お声がけください。
正面入口通路は全体的に広めで移動がスムーズに行えます。
大型バスの駐車所までも緩やかなスロープになっており問題ありませんでした。
車椅子ででかけるのが不安という方も
どうぞ
やませ土風館で楽しんでいただけたら嬉しいです。
お待ちしております!
事務局 よってぃ